イニング
ゲーム中にミス・ファールで相手と交代するまでのプレーしている間
裏マス
相手のブレイクがノーインとなって順番が回ってきた後、1番から最後までをポケットして取り切ること
ダブルイリミネーション
トーナメントで1度負けたプレーヤーにも優勝するチャンスが残されたトーナメント形式。
最近でも多くのトーナメントに採用されている。
初戦で勝利したプレーヤーは勝者側から勝ち上がっていき、初戦の敗者は敗者側から勝ち上がっていきその両者で決勝戦を行う。
完全なダブルイリミネーション形式では、勝者側の勝ち上がりプレーヤーが負けた場合は、もう一度プレーオフが行われる場合も多い。
コールショット
種目によって使用されるショット方法。
ショットする前に「どの的玉を」「どのポケットに」というふうに狙うのかを宣言してからショットをおこなショットのこと。
○○先
「〇ゲーム先取」のこと
試合形式で先に何ゲーム取ったほうが勝ちというもの
先に5ゲーム取ったら勝ちであれば「5先」となる
勝者ゾーン
ダブルイリミネーションでまだ負けがない側のグループ
一度負けた側のグループ→敗者ゾーン
ショット・クロック
ゲームの進行をスムーズにするためショットと次のショットを行うまでに制限時間を設定しておくというルール
ショットを終えてから手玉が止まった時点から次のショットでタップが手玉接するインパクトの瞬間までを計測される。
日本ではだいたい「45秒ルール」が採用されることが多い。
シングルイリミネーション
ダブルイリミネーションの反対に当たる用語。
通常のトーナメント形式の試合、当然一度負けると終了となり、敗者復活はない。
スクラッチ
①ファウルの一種、手玉がポケットに落ちてしまうこと。通常はこちらの意味のほうが多い
②対戦のときのハンデキャップがない状態、ノーハンデのこと
スコンク
セットマッチで、0ポイントのまま負けること
スリーファウル
ポケットビリヤードの一部の種目「1セットの中で3回連続してしてショットがファウルになった場合」ペナルティが与えられる。
ナインボールではそのままセット負けとなる
セットマッチ
1つの種目で対戦するとき、1ゲームを1ポイントとして、所定のゲーム数を先に取ったほうが勝ちとする方法
球触り
ファウルの一種、手玉にキューのタップ以外の何かがふれた場合や、的玉にショットによる手玉やインプレーの的球以外触れること。
厳密には頭髪や着衣などが触れた場合ものファウルも該当する。
ただし国によっては、女性の頭髪やネクタイ・着衣に関しては軽度の球触りを大目に見る国もある。
2度撞き
1ショットの中でタップが2度以上触れること。通常はファウルとなる。
ノークッションファウル
手球が正しい的球に当たったあとに、少なくともテーブル上のいずれか1個以上のボールがクッションまで届かなければならないというルール
ハイラン
ローテーションや14-1で使われる用語、得点を競う種目で使う用語
ショットを開始して、ミスもしくはファウルなどで自分の一回のイニングが終了するまでに取った得点のうち最も高い得点をさす、14-1でのハイランはそのまま実力の目安となる。
バンキング
試合開始の際のオープニングブレイクの選択権を決める方法。
競技会でも最もよく用いられるもので、2人のプレーヤーがテーブルのヘッド側からフット側の短クッションに同時に球を撞き、帰ってきた手玉が手前のヘッドクッションにより近くにに停止したほうが選択権を得る決定方法
ヒルヒル
仮に11ゲーム選手の試合であれば、お互いが10-10の状態であること。どちらもリーチがかかっている状態
プッシュ
①手球と的球の距離がチョーク1個の幅以内であれば「プッシュ」宣言することにより2度撞きによるファウルを免除される
②手球と的球が完全に接触している状態でキューを的球方向に向けてのショットすること
マスワリ(ブレイク・アンド・ランアウト)
1つのゲームでオープニングブレイクショットから最後の一個の的球までを1度もミス・ファウルをすることなく1度の順番で落としきること。
ただし、多くの場合最後のショット時に手球以外に一切の的球がなくなることを示すので、途中コンビネーションショットやキャノンショットなどによって、9番を落とし勝利した場合はマスワリとは呼ばないことが多い
ブレイク・ボックス
⑨ボールではサイドからブレイクショットすることによりポケットの確立が上がる。
そのままマスワリすることを減らすために、ナインボールのブレイクショットにおいて、ポケットの確立を落とすために考案されたルール。
ブレイクボックス場所については、下図白斜線の中よりブレイクを行う